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イタリアンが好き

イタリア料理を中心に、前菜、パスタ、ピッツァ、メイン料理のレシピと、プロのシェフが使うちょっとしたコツを書き綴るイタリアンシェフのブログ

イタリア料理のコースの構成を詳しく書いてみた

ciao‼︎

 

当ブログは、イタリア料理のアンティパスト、プリモピアット、セコンドピアット、ドルチェのレシピと、プロのシェフが使う、料理を美味しくする一手間、考え方、技法などを紹介するブログです。

 

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多くの人がデートや、記念日などでイタリアンを食べに行くことも多いと思います。

 

イタリアンっておしゃれだし、フレンチの様に堅くなりすぎず、女性からの人気もあるし、デートの時のテッパンだと思ってます。

 

僕も、デートの時にイタリアンにはお世話になりました。

 

ただ、まだ料理の世界に入る前は、イタリアン=パスタ、ピッツァが全てだと思っていたので、イタリアンのお店に行っても、オーダーするのは、アラビアータやカルボナーラマルゲリータなど定番にドがつく、ド定番のメニューをオーダーする事が多かった様に思います。

 

でも、イタリア料理の世界に入って働く様になってみると、イタリア料理にはコースの構成があるという事を知りました。

 

今回は、コースの構成を分かりやすくまとめてみました。

 

コースの順番をザッと書くと、

1.Anti pasti

アンティパストと呼ばれる前菜。

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2.Primo piatti

プリモ・ピアットと呼ばれる、パスタ、ピッツァ、リゾット。

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3.Secondi piatti

セコンド・ピアットと呼ばれる肉や魚を使ったメイン料理。

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4.Cafe ・ Dolci

食後の、エスプレッソを代表するカフェそして、ドルチェという構成で出来ています。

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1.アンティパスト

 

アンティパストの中には、もちろんですが色々なメニューがありますが、その中でもほとんどのお店でメニューにあるのが、「アンティパストミスト」と呼ばれる、前菜の盛り合わせ。

お店の一押しのメニューが盛り合わせで提供されるのでお得感もありますよね。

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そしてアンティパストミストは、そのお店の方向性が見えると僕は思っています。

 

アンティパストミストの盛り方が、豪快で、お皿いっぱいに盛られているお店は、その後の、プリモ・ピアット、セコンド・ピアットと料理が続いて行きますが、どの料理もガッツリとした男前イタリアンって感じの方向性の料理になっている様な気がします。

 

一方、大きなお皿に前菜を少しずつ盛り付けて、あえて空間を創り出し、その空間を上手に演出する様なオシャレな盛り付けのお店は、その後に続く料理も、Instagramfacebookにアップしたくなる様な、キレイめの料理が多い様に思います。

 

僕、個人的には、男前イタリアンの様なガツンと、素材の味を活かしたイタリアンが好きですけどね。

 

 

2.プリモ・ピアット

 

「プリモ・ピアット」は「第一番目の皿」という意味があります。

このプリモ・ピアットの料理が、日本で人気のパスタやピッツァ、リゾットです。

もともと、イタリア料理は「la cucina povera」と言って、「貧しい庶民の料理」が根底にあります。

少ない材料でお腹がいっぱいになる工夫があって、代表的なものがこのプリモ・ピアットのパスタやピッツァ、リゾットです。

パスタなどが貧しい料理というわけではなく、メイン料理の前にパスタやピッツァを食べることにより、より値段の高いお肉や、魚の量を減らせます。

そんな工夫から生まれたのが、「プリモ・ピアット」になります。

 

3.セコンド・ピアット

 

「セコンド・ピアット」は「第二番目の皿」と言う意味があり、肉や、魚などのメイン料理になります。

お店独自の様々なメニューがありますが代表的なメニューだと、牛肉のタリアータ、赤ワイン煮込み、お魚だとアクアパッツァ等があります。

メイン料理は、そのお店の看板メニューになるものが多く、オーダーが入ると作り手は気合いの入る瞬間です。

 

4.Cafe.Dolci

「Cafe・Dolci」は料理を食べ終わった後に、日本人も「甘いものは別腹♪」と言う様に、イタリア人も大の甘い物好き。

エスプレッソにも、ティースプーン3杯程の砂糖を入れるし、ドルチェもビックリする程の甘さ。

でも、エスプレッソを飲んで、ドルチェを食べないと食事を済ますことはできません。

ドルチェは日本人に馴染みの深いところでいくと、ティラミスや、パンナコッタ、ジェラートなどがあります。

食後に、苦いエスプレッソと、甘いドルチェの組み合わせは最高です。

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イタリア料理のコースの構成はこの様な感じになっています。

 

デートなどでアンティパストから、2〜3品、もしくはアンティパストミスト。

プリモ・ピアットから、2〜3品

セコンド・ピアットから1〜2品。

そして、締めのカフェ、ドルチェとオーダーすると、「おっ!この人達はイタリア通だな。」とお店側の人達が、一目置く、上得意様の位置付けのお客様になるのではないかと思います。笑

 

ぜひ、デートの時には、スマートでカッコいいオーダーをしてみて下さいね。

 

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記事を書いた人

古瀬 要(ふるせ かなめ)

 

湘南のイタリアンレストランでシェフを務める。

その後、妻と二人で世界一周の旅に出る。

旅のテーマは“食と農業”  。

各国でCooking Schoolに通い、Farm Stayを経験する。

旅は順調に進むも、9ヶ月目に妻の妊娠が分かり帰国する。

 

旅を通して、色々な国で、働く人をみて感じた、日本人の様に仕事一辺倒にならずに、(日本の飲食業の勤務時間の長さは異常で、持続可能ではありません。)仕事も遊びも心から楽しみ、人生を謳歌するスタイルに共感する。

今は、「脱・日本の飲食業の常識」を胸に、自分らしい持続可能な働き方を見つける為に日々奮闘中。